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行ってよかった!イタリア観光 人気スポットおすすめ31選(都市別)

更新:2025/06/24

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ヨーロッパの中でも旅行先として人気の高いイタリア!せっかくイタリアに行くなら周遊ツアーで主要都市を巡るのがおすすめです。しかし、どのエリアにどんな観光スポットがあるのかわからない、どの都市を巡ろうか迷っている、という人も多いのではないでしょうか。そんな人は必見です!イタリアのおすすめ観光スポットを、都市別にご紹介します。

年齢制限のある無料チケットを予約する場合は、写真付きの身分証明書が求められる可能性があります。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

北部エリア

ミラノ観光 ―ファッションと芸術の都―

イタリア経済の中心地であり「ミラノ・コレクション」が開催されることでも知られる、ファッションの街ミラノ。流行の発信地でありながら歴史的建築物も多く、観光客が絶えず訪れています。実はレオナルド・ダ・ウィンチの名画『最後の晩餐』もミラノで見ることができます。

ミラノのおすすめツアーをみる

1.ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)

ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)

ミラノを代表する有名な大聖堂。度重なる戦争により施工が中断され、完成までに長い歳月がかけられました。「世界最大級のゴシック建築」と謳われる通り壮大で、なんといっても天に向かって伸びるいくつもの尖塔が印象的です。屋上テラスからはミラノの街を一望することができます。

神聖な場所のため、ノースリーブや短パンなどの露出した服装では入場できない場合があるのでご注意ください。

ミラノ大聖堂

料金《コンボリフト(オンライン購入)》大人:€26、6歳~18歳:€13、0歳~5歳:€0 +先行購入代金€0.5~1.5/人

営業時間09:00~19:00(最終入場18:00)

URLhttps://www.duomomilano.it/en/

2.サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

世界遺産にも登録されているカトリック教会の聖堂。この教会の左側にある修道院の食堂に、レオナルド・ダ・ヴィンチの大作『最後の晩餐』があります。初めて見る人はまず、巨大な壁画の大きさに驚くのではないでしょうか。この迫力ある名画を一目見ようと、世界中から多くの人が訪れています。
『最後の晩餐』は完全予約制でとても人気のため、決まったらすぐにチケットを取るようにしましょう。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

料金25歳以上:€15、18~25歳未満:€13、18歳未満:無料

営業時間《最後の晩餐》火~日:08:15~19:00(最終入場:18:45)

URLhttps://cenacolovinciano.org/en/info/

3.ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ギャラリー(ガッレリア)

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ギャラリー(ガッレリア)

美しいガラスの天井が印象的な十字型のアーケード。ドゥオーモ広場とスカラ広場を結んでおり、内部にはおしゃれなカフェやレストラン、高級ブランド店が並びます。食事や買いものを満喫できるのはもちろん、その煌びやかな雰囲気に歩いているだけでも気分が上がります。洗練されたミラノの空気をぜひ味わってください。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ギャラリー

4.レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館

レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館

レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館は、イタリア最大規模を誇る科学技術博物館で、ミラノの中心部に位置しています。かつての修道院を活用した広大な館内には、レオナルド・ダ・ヴィンチの発明スケッチをもとに再現された模型や、産業革命時代の蒸気機関、航空・宇宙技術、情報科学、エネルギー分野まで、あらゆる科学の進歩が体系的に展示されています。 特に人気なのが、実物大のイタリア初の潜水艦「エンリコ・トーティ号」の内部見学。また、子ども向けのインタラクティブなラボや、機械仕掛けを体験できるコーナーもあり、年齢を問わず楽しめる施設として地元の家族にも愛されています。芸術家でありながら発明家でもあったレオナルドの多才さにふれられる貴重なスポットです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館

料金大人:€10.00、学生・シニア・子ども(3~12歳):€7.50、3歳以下:無料

営業時間火~日曜:9:30~17:00(夏季は~18:30)/月曜休館

URLhttps://www.museoscienza.org/

5.スフォルツェスコ城

スフォルツェスコ城

スフォルツェスコ城は、15世紀にミラノを治めていたスフォルツァ家が築いた壮麗な城塞で、現在では美術館や博物館が集まる文化複合施設となっています。威風堂々とした門や塔を構えた外観は圧巻で、広大な中庭は地元の人の憩いの場としても親しまれています。 館内には複数の美術館・博物館が併設されており、なかでも注目されているのが、ミケランジェロが晩年に手がけた未完の彫刻「ロンダニーニのピエタ」。ほかにも古楽器や古代工芸、歴史的絵画など、ミラノの芸術と文化を堪能できる展示が豊富に揃っています。すぐ隣にはパルコ・センピオーネ(セントラルパークのような大公園)もあり、観光と散策を合わせて楽しめるのも魅力です。

スフォルツェスコ城

料金城の敷地は無料。博物館入場料:大人€5、18~25歳・65歳以上€3、18歳未満無料(音声ガイド付は€13.50)

営業時間城郭エリア:毎日7:00~19:30
博物館:火~日曜10:00~17:30/月曜・1月1日・5月1日・12月25日休館

ベネチア観光 ―水の都―

ベネチアは「水の都」「アドリア海の女王」と呼ばれることもあり、いくつもの小島とその間に流れる運河によって形成されています。ゴンドラでの街巡りが有名ですが、ゴンドラ以外にもたくさんの見所があります。

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6.サン・マルコ大聖堂

サン・マルコ大聖堂

ベネチアのシンボルともいえる有名な大聖堂。福音書の著者の1人とされる聖マルコの遺体が安置されています。2階のバルコニーからは「世界で最も美しい広場」と謳われるサン・マルコ広場を見渡すことができます。
神聖な場所のため露出の多い服装では入ることができません。大きい荷物はクロークに預けて入場しましょう。
予約は1ヶ月以上前にしておくことを、おすすめします。

サン・マルコ大聖堂

料金大人:€6、子ども(6歳まで):無料
※パラドーロ・博物館・鐘楼は別料金

営業時間09:30~17:15、日・祝:14:00~17:15(最終入場:16:45)

URLhttp://www.basilicasanmarco.it/

7.ドゥカーレ宮殿

ドゥカーレ宮殿

かつてベネチア共和国を治めていた総督の居城。政治の中心地でもあり、宮殿内には裁判を行う場所や牢獄も置かれています。内部はとても広く、天井や壁を埋め尽くす壮大な絵画は迫力満点です。「世界最大の油絵」といわれているティントレットの『天国』は、3階の大評議の間で見ることができます。

【ゴンドラ遊覧つき】ベネチア王道観光1日ツアーはこちら

ドゥカーレ宮殿

料金《ドゥカーレ宮殿・コッレール博物館・国立考古学博物館・マルチャーナ国立図書館》大人:€30、6歳~14歳:€15、0歳~5歳:無料 ※早期購入割引あり
※チケットはオンライン予約のみ子ども料金が適用されます。

営業時間4月~10月09:00~19:00(最終入場:18:00)11月3月09:00~18:00(最終入場:17:00)

URLhttps://palazzoducale.visitmuve.it/en/home/

8.ブラーノ(Brano)島

ブラーノ(Brano)島

ベネチア北東部に位置する小さな島。漁業やレース編みも有名ですが、なんといっても見どころはカラフルな街並みです。どこを撮っても写真映えすること間違いなし!ロープで吊るされた洗濯物も、街に馴染んで可愛い風景を作りだしています。ベネチア本島から水上バスで約40分。移動中もベネチアの運河をたっぷりと楽しむことができます。

【貸切】ヴェネツィア 離島めぐりツアーはこちら

ブラーノ(Brano)島

9.溜息橋

溜息橋

ヴェネツィアの街に静かに架かるこの白い石橋は、16世紀に建設されたバロック様式の美しいアーチ橋で、ドゥカーレ宮殿(総督邸)と旧牢獄を結んでいます。当時は囚人たちが裁判を受けたあと、この橋を通って牢獄へ向かっていました。その際に橋の窓から最後の光景を眺め、「ため息をついた」という逸話が橋の名の由来になっています。 現在では、悲しい過去とは裏腹に、恋人たちの定番観光スポットとして親しまれています。特に夕暮れ時、運河に反射する橋の姿は幻想的で、写真愛好家にも人気です。近くを通るゴンドラから眺める景色も格別です。

溜息橋

料金橋自体は外から無料で見学可能。内部を通るにはドゥカーレ宮殿の入場券が必要です。

営業時間ドゥカーレ宮殿の開館時間に準ずる(例:8:30〜19:00、最終入場18:00)
※季節により変動があります

URLhttps://palazzoducale.visitmuve.it/

10.フェニーチェ劇場(Teatro La Fenice)

フェニーチェ劇場(Teatro La Fenice)

「フェニーチェ」とはイタリア語で「不死鳥」を意味します。その名の通り、2度の火災に見舞われながらも復活し、いまもヴェネツィアの文化の中心として多くの人々に愛されている劇場です。1792年に初めてオープンして以来、ベッリーニ、ロッシーニ、ヴェルディといった著名な作曲家たちの作品の初演がここで行われてきました。 劇場内部は金箔やシャンデリアがきらめく豪華な空間で、観客を非日常へと誘います。オペラやクラシックコンサートなどの公演が定期的に行われており、公演がない時間帯は見学ツアーも実施されています。チケット不要で気軽に建物内部の美しさを楽しめるため、音楽に詳しくない方でも訪れる価値は十分にあります。

フェニーチェ劇場

料金一般入場(オーディオガイド付き):€13、学生・65歳以上:€10、6歳未満:無料
※公演観覧は別途チケット購入が必要(演目により異なります)

営業時間毎日 9:30〜18:00(最終入場 17:30)
※公演やイベントによって変更される場合があります

URLhttps://www.teatrolafenice.it/



中部エリア

フィレンツェ観光 ―花の都―

ルネサンス時代の面影を残し、歴史的な教会や博物館などが街の中に凝縮されているフィレンツェ。市街中心部は「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産にも登録されています。

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11.サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

フィレンツェを象徴する大聖堂。大きなクーポラ(ドーム)が特徴的なこの聖堂を、写真で目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
クーポラへ行くには狭い螺旋階段をひたすら上り続けなければなりませんが、この「階段上り」を醍醐味としている観光客も多く、人気の高いスポットとなっています。上りきった後に一望できるフィレンツェの街並みは絶景なので、体力のある方はぜひ挑戦してみてください。歩きやすい靴で行くことをお忘れなく!
行くと決めたらご予約はお早めに!

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)

料金《大聖堂・ドーム・ジョットの鐘楼ほか入場券》大人:€30、7歳~14歳:€12、0歳~6歳:無料

営業時間サンタマリアデルフィオーレ大聖堂:10:15~16:00、ブルネレスキのドーム:08:15~18:45 ほか

URLhttps://duomo.firenze.it/it/38/cattedrale-di-santa-maria-del-fiore

12.ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館

ルネサンス絵画が数多く所蔵されている世界でも指折りの美術館。ボッティチェリの傑作『ヴィーナス誕生』もここで見ることができます。館内には展示品がずらりと並び、ミケランジェロやラファエロなどルネサンス期の巨匠たちの作品を堪能することができます。

フラッシュを使わなければ写真撮影もOKなので、ぜひ世界の名画をカメラに収めて持ち帰りましょう!

【フィレンツェ公認日本語ガイド】ウフィツィ美術館プライベートツアーはこちら

ウフィツィ美術館

料金大人:€25、18歳以下:無料、オンライン予約手数料:€4

営業時間火~日:08:15~18:30(最終入場:17:30)、休み:月、1月1日、12月25日

URLhttps://www.uffizi.it/gli-uffizi

13.サンタ・クローチェ教会

サンタ・クローチェ教会

歴史ある広場に面した大教会。細部まで作りこまれた装飾や、その場が生み出す空間の美しさはまさにフィレンツェ・ルネサンスの凝縮! そして1番の特徴は、ガリレオ・ガリレイやミケランジェロ、マキャベリなど、名だたる画家の墓が収められていることです。多くの人を惹きつける有名芸術家たちの墓は必見です。

サンタ・クローチェ教会

料金大人:€10、12歳~17歳:€6、0歳~11歳:無料 +先行購入代金€1

営業時間09:30~17:30、日・祝日:12:30~17:45

URLhttps://www.santacroceopera.it/

14.ミケランジェロ広場(Teatro La Fenice)

ミケランジェロ広場

ミケランジェロ広場は、フィレンツェの街を一望できる絶景スポットとして、地元の人々や観光客に長く親しまれている場所です。アルノ川を見下ろす高台に位置し、ドゥオーモやヴェッキオ宮殿、サンタ・クローチェ教会など、フィレンツェの主要な建物が一望できます。 この広場は19世紀、フィレンツェを代表する建築家ジュゼッペ・ポッジによって整備されました。中心には、ダビデ像(※レプリカ)をはじめとするミケランジェロ作品の模刻が据えられ、芸術の都らしい雰囲気を感じさせてくれます。とくに夕暮れ時には、オレンジ色に染まる街並みとともに、多くの人がシャッターを切る人気の時間帯です。 広場までは徒歩やバスでもアクセス可能で、フィレンツェ旧市街からは約20分ほどの散策コースとしても楽しめます。カフェや売店もあるため、のんびり過ごすのにも最適です。

ミケランジェロ広場

料金無料(24時間開放)

営業時間常時開放(夜間の訪問も可能ですが、安全のため明るい時間帯の訪問がおすすめです)

URLhttps://www.visitflorence.com/itineraries-in-florence/piazzale-michelangelo.html

ローマ観光 ―永遠の都―

ローマ帝国時代の中心地として栄え、「永遠の都」とも呼ばれる大都市ローマ。時代を匂わす建築物が多く残っています。世界最小の国家、キリスト教の総本山として有名なバチカン市国もローマ市内にあります。

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15.コロッセオ

コロッセオ

ローマ建築の最高峰とも謳われる円型闘技場。当時の収容人数は5万人以上とされており、その大きさは現代の大型ドームにも引けを取りません。これが約2,000年前に建てられたというのだから、驚くばかり!街の中心部で圧巻の存在感を放つコロッセオ。その壮大さをぜひ間近で感じてください。チケットは事前予約が必要です。

コロッセオ

料金€18(「コロッセオ」・「フォロ・ロマーノ」・「パラティーノの丘」の共通チケット)

営業時間09:00〜16:30※時期により19:15までのときもあります。休み:1月1日、12月25日

URLhttps://colosseo.it/en/tickets/24h-colosseum-roman-forum-and-palatine/

16.フォロ・ロマーノ

フォロ・ロマーノ

「ローマの公共広場」という意味を持ち、コロッセオと並んで人気の高いローマ遺跡。政治や宗教の中心地として栄えました。ユリウス・カエサルが「賽は投げられた」と言ったとされる有名な演説が行われたのもこの場所です。ローマ時代の建築技術の高さを肌で味わうことができます。

フォロ・ロマーノ

料金€18(「コロッセオ」・「フォロ・ロマーノ」・「パラティーノの丘」の共通チケット)

営業時間09:00〜16:30(最終受付:15:30※時期により19:15までのときもあります。)、休み:1月1日、12月25日

17.トレビの泉

トレビの泉

テレビや映画で目にすることも多いトレビの泉。美しい彫刻で装飾されたローマ最大の噴水です。後ろ向きでコインを投げ入れると、もう一度ローマを訪れることができる、という言い伝えが有名で、コインを持った観光客で日々賑わっています。細い路地を抜けると現れる華やかな噴水。ぜひ街歩きの途中に訪れてみてください。

トレビの泉

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18.スペイン広場

スペイン広場

映画『ローマの休日』に登場することで有名なスペイン広場。オードリー・ヘップバーンがジェラートを食べていた階段は、観光客に特に人気の撮影スポットとなっています。現在は文化財保護の観点から飲食禁止のため、ジェラートを持っての記念撮影はできませんが、教会へ続く長い階段は写真映えすること間違いなしです。

中央の噴水も美しく、夕方から夜にかけては昼間の賑やかさとは違うロマンチックな雰囲気に浸ることができます。

スペイン広場

19.パンテオン

パンテオン

パンテオンは、ローマ帝政初期に建てられた神殿で、紀元前27年にアグリッパによって創建されたのち、ハドリアヌス帝により現在の姿に再建されました。長い歴史の中でキリスト教会として転用されたため、奇跡的に保存状態が良く、2000年以上経った今も現役の宗教施設として使用されています。 最大の見どころは、直径約43メートルの円形ドーム。天井中央に開いた「オクルス(oculus)」からは自然光が差し込み、神秘的な雰囲気を演出します。また、内部には画家ラファエロの墓もあり、芸術・建築好きにはたまらない場所です。

パンテオン

料金大人:€5、18~25歳:€3、18歳未満:無料(※日曜は無料開放)

営業時間月〜土:09:00〜19:00(最終入場18:45)、日:09:00〜18:00

URLhttps://www.pantheonroma.com/

20.コンスタンティヌスの凱旋門

コンスタンティヌスの凱旋門

コンスタンティヌスの凱旋門は、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世の勝利を記念して、紀元315年に建てられたローマ最大の凱旋門です。コロッセオのすぐそばに位置しており、フォロ・ロマーノとともに古代ローマの雰囲気を強く感じられるスポットです。 高さ約21メートルの壮大なアーチには、他の時代のモニュメントから再利用された彫刻が多数埋め込まれており、ローマ美術の時代の重層性を象徴しています。夜のライトアップも美しく、昼夜を問わず見学する価値があります。

パンテオン

料金無料(外観見学)

営業時間常時見学可能(屋外)

21.カンピドリオの丘

カンピドリオの丘

カンピドリオの丘は、古代ローマ時代から政治と宗教の中心として機能してきた重要な丘のひとつです。16世紀にはミケランジェロの設計により広場と建物群が整備され、現在もその美しい調和が残されています。 中央の広場には、ローマ皇帝マルクス・アウレリウスの騎馬像(レプリカ)が置かれ、周囲にはカピトリーニ美術館や元老院宮などが並びます。ローマの歴史や芸術に触れるにはぴったりのエリアです。フォロ・ロマーノやヴェネツィア広場にも近く、徒歩での観光に適したロケーションです。

カンピドリオの丘

料金大人:€11.50、割引:€9.50

営業時間毎日:09:30〜19:30(最終入場:18:30)

URLhttps://www.museicapitolini.org/en

22.ヴェネツィア広場

ヴェネツィア広場

ヴェネツィア広場は、ローマ市内でも交通の要衝として知られる大きな広場で、白亜の巨大建造物「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂」が特に目を引きます。記念堂は「タイプライター」や「ウェディングケーキ」とも呼ばれ、そのインパクトある姿が話題になります。 記念堂の屋上テラス(エレベーターで上がれます)からはローマ市内を一望でき、フォロ・ロマーノやコロッセオ方面の眺望も楽しめます。広場周辺には博物館や政庁も多く、歴史的・政治的な背景を持つ場所としても知られています。

ヴェネツィア広場

料金(記念堂の展望テラス)エレベーター利用:€12

営業時間毎日:09:30〜19:30(最終入場:18:45)

URLhttps://museovittoriano.beniculturali.it/

23.真実の口

真実の口

真実の口は、映画『ローマの休日』で有名になった大理石の人面像で、手を入れて嘘をつくと抜けなくなるという伝説が語られています。もともとは古代ローマ時代の排水口だったとされ、現在はサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の前に設置されています。 映画のワンシーンのように写真を撮るために、世界中から多くの観光客が訪れます。教会内部の見学も可能で、落ち着いた雰囲気の中で歴史に触れられる場所でもあります。

真実の口

料金寄付制(目安:€2程度)

営業時間09:30〜17:50(季節によって変動あり)※正午頃は混雑しやすいため早朝の訪問がおすすめ

URLhttps://www.turismoroma.it/en/places/bocca-della-verita

ピサ観光 ―貿易の都―

主要4大海洋共和国の1つとして11世紀に黄金時代を迎え、交易の中心として栄えてきたピサの街。なんといっても有名なのは「ピサの斜塔」ですが、塔のあるドゥオーモ広場内では「大聖堂」「洗礼堂」「カンポサント(納骨堂)」といった壮厳な建築物を見ることもできます。

24.ピサの斜塔

ピサの斜塔

その名の通り斜めに傾いていることで有名な斜塔。工事中の地盤沈下により傾き始め、修正することができないまま完成に至りました。この塔でガリレオが「物体の落下法則」の実験を行ったという伝説も有名になっています。
階段で最上階まで上ることができますが、一度に入れる人数に限りがあるため公式サイトからの事前予約をおすすめします。

ピサの斜塔

料金《大聖堂+ピサの斜塔》€20
※ほか周辺施設とのパッケージチケットもあります。

営業時間6月17日~8月31日:09:00~22:00、9月1日~:09:00~20:00

URLhttps://www.opapisa.it/en/tickets/prices/

25.ピサの大聖堂

ピサの大聖堂

11世紀に建てられたロマネスク様式の聖堂。十字の形に設計され、左右対称の外観が特徴とされています。入口上部の彫刻や、内部の美しい装飾も見どころです。天井から吊り下げられたランプの揺れを見て「振り子の法則」を発見したという、ピサの斜塔に続くガリレオのもう1つの伝説もあります。

ピサの大聖堂

料金《大聖堂+洗礼堂orカポサントor美術館or博物館》€8
※ほか周辺施設とのパッケージチケットもあります。

営業時間10:00~20:00※祝日と日曜日は営業時間が異なる可能性があります。

URLhttps://www.opapisa.it/en/tickets/prices/

26.ピサの洗礼堂

ピサの洗礼堂

大聖堂の向かいに建つ円型の洗礼堂。建設には長い歳月がかけらており、ロマネスク様式とゴシック様式の混ざり合った姿が、建設中の時代の移り変わりを物語っています。天井がとても高く、音響効果が優れていることで有名で、時間ごとに係員によるエコーデモンストレーションも行われています。

ピサの洗礼堂

料金《大聖堂+洗礼堂》€8
※ほか周辺施設とのパッケージチケットもあります。

営業時間09:00~20:00

URLhttps://www.opapisa.it/en/tickets/prices/

27.カンポサント(納骨堂)

カンポサント(納骨堂)

ピサの貴族たちの納骨堂。長方形の中庭が特徴的で、シンプルな美しさがあります。見どころは回廊の迫力ある大きな壁画です。第二次世界大戦の被害を受けて崩れてしまった部分は、今でも修復作業が続けられています。

カンポサント(納骨堂)

料金《大聖堂+カンポサント(納骨堂)》€8
※ほか周辺施設とのパッケージチケットもあります。

営業時間09:00~20:00

URLhttps://www.opapisa.it/en/tickets/prices/

南部エリア

ナポリ観光 ―自然の都―

自然の景色が美しく「ナポリを見てから死ね」というイタリアのことわざがあるほど、観光都市として栄えているナポリ。近郊には、火山の噴火によって街が丸ごと埋もれてしまったことで知られる「ポンペイ遺跡」や、ビーチリゾートで有名なカプリ島への港があります。

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28.【改修工事中】卵城(カステロ・デル・オーボ)

卵城

海に突き出すように建てられた独特な形が特徴の古城。ノルマン朝によって建てられたこのお城からは、ナポリの街並みやカプリ湾、ヴェスヴィオ山を眺めることができます。夜間のライトアップも幻想的で、卵城が見える海岸通りは夜も人気のスポットです。見学は事前予約制なので、公式サイトでの手続きをお忘れなく。

卵城

料金無料

営業時間現在改修工事中

URLhttps://www.comune.napoli.it/casteldellovo

29.ポンペイ遺跡

ポンペイ遺跡

火山が噴火した際の火砕流によって、一晩にして消滅したといわれているポンペイ。悲劇的な災害ですが、街全体が火山灰に覆われ一瞬にして地中に埋もれたことにより、建物や芸術品、壁画までもが非常に良い状態で残っています。その損傷の少なさから当時の生活文化が明らかになってきました。

かつてそこで暮らしていた人たちの生活を2,000年の時を経て感じることができる貴重な場所となっています。

ポンペイ遺跡

料金大人:€23、18歳未満:無料

営業時間4月~10月:09:00~19:00(最終入場:17:30)、11月~3月:09:00~17:00(最終入場:15:30)

URLhttp://pompeiisites.org/

30.カプリ島

カプリ島

ナポリ湾の沖合に位置する小さな島。なんといっても見どころは「青の洞窟」です。晴れた日の絶景は息を飲むほどの美しさ!この景色を見るために、世界中から観光客が絶えず訪れています。ただし波が高い日は入れないのでご注意ください。また、南部にあるソラーロ山には見晴台があり、カプリ島の象徴でもあるトラガラ岬や、イタリア本土を望むことができます。

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カプリ島

31.ナポリ歴史地区

ナポリ歴史地区

ナポリ歴史地区は、ユネスコ世界遺産にも登録されている、古代から続く街の中心地です。ギリシャ・ローマ時代から中世、バロック、そして現代まで、さまざまな時代の建築様式が入り混じり、まさに“歩く博物館”ともいえるエリアです。 サン・グレゴリオ・アルメーノ通りでは、イタリアらしい手作りのプレゼピオ(キリスト降誕のジオラマ)や土産物店が軒を連ね、ナポリ独自の信仰と文化を体感できます。また、スパッカ・ナポリ(Spaccanapoli)と呼ばれる細長い通りは、ナポリの生活が息づく小道として、地元の雰囲気を感じられる絶好の散策スポットです。 さらに地下には「ナポリ地下都市」が広がり、戦争時の防空壕や古代の水道施設など、表面だけでは見えない歴史も見学可能。治安にはやや注意が必要ですが、地元ガイド付きのツアーなどを利用すれば安心して楽しめます。

ナポリ歴史地区

料金€10〜€15(施設やガイド内容により異なる)

営業時間ナポリ地下都市ツアー:10:00~17:00前後(施設により)

URLhttps://www.napolisotterranea.org/en/

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